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#030
Aug-05-2004
   
毎日暑いですが、皆さんお元気ですか?(笑)
コラムを書く時間がなかなかとれなくて、更新できなかったために、ご心配のメッセージ何通かいただきました。すみません(汗)
僕は毎日汗だくになりながらも元気にやっています。
今日は、自宅スタジオの話から。

ハードディスクレコーディング技術が発展したことにより、最近はレコーディングスタジオに通わなくても、大体の作業は自宅のスタジオでも出来るようになりました。(とはいっても、もちろん人それぞれですが・・)
まだまだ、自宅スタジオである程度仕込んでおいてから、レコーディングスタジオで仕上げる形態が多いようですが、自宅スタジオだけで完結させてしまうようなセッションも最近増えてきています。効率良くできるようにどんどん時代が変わってきていますね。

僕の自宅にも昔から小さいながらもスタジオがあり、作業は専らそこで行っているのですが、最近(特に7月!)の暑さには流石にダウン寸前でした。
梅雨も猛暑もほとんど無い北海道出身の僕は、やはり暑さと湿気に弱いようで、この関東地方独特の物凄い暑さと物凄い湿気にはもう・・たまりません。

通常のスタジオでは必ずアシスタントさんがついていてくれて、楽器や機材・マイクなどのセッティングを手伝ってもらえるのですが(これも人それぞれですが)、自宅スタジオでは一人でせっせとセッティングしなければなりません。
冷房と除湿と空気清浄機(これは関係ないか)を利かせていても、その作業でうっすら汗をかくというのに、その後に音録りとなるともう大変です。エアコンや空気清浄機のファン(モーター)のノイズがギターやヴォーカルにのってしまわないように、電源を切らなければなりません。(※)
7月の物凄い暑さだった週に歌入れをした時は、熱中症になるんじゃないかと思う程ハードでした(笑)あの暑さの中、部屋を閉め切って4人でモンモンと作業をする・・・耐え切れなくて、一回歌うごとに涼しいリビングに避難し、汗ふき&水分補給・・と、今思い出すだけで汗が吹き出そうです(汗)
とは言いつつも、今進めているプロジェクトやギターダビング等のプログラムもこの例に漏れず、そういう事の合間をつきながら(笑)進めています。
(※)さらに近所の子供達の遊び声や、新聞配達のバイクの音などにも気をつけなければいけないので大変です。昔家で猫を飼っていた時は、大人しくしていたのでそのまま側に寝かせていた猫に、思い切りエンディングのあたりで「ニャ−」と鳴かれて、もう一度やり直したことも・・(笑)。ちなみに、うちの猫は特にヴォーカル入れをしだすと、はりきってしまい、もの凄い・・まるで歌うような鳴き方をする猫でした。たぶん自分も参加したかったんだと思います。
まだまだ夏本番ではありますが、そろそろ暦では秋になります。
今日本当は空の写真を載せたいと思ったのですが、生憎の曇り空、夏らしい入道雲は見当たりませんでした。
夏といえば、青い空に入道雲、カキ氷とスイカでしょうか。それに、ビールと枝豆かな。
暑かったけれど、今年の夏も楽しいことが沢山ありました。いや、まだまだこれからあるかもね。
台風が一通り過ぎたら、いよいよ秋です。
涼しく澄んだ風と、青い空に浮かぶ、雲の群れ。
うろこ雲・いわし雲・ひつじ雲・・(??)
どの季節の空も好きだけれど、特に秋の雲の空は何ともいえない神秘的な感じが良いですね。
世界がひっくり返ったとしても、どこまでも広がる雲の絨毯の上を歩いていけそうな・・・瑠璃色に光を通す神秘的な一面の雲。そんな空を今年も見ることができるでしょうか。

空も風も、いつでもそこにあります。
とてもひっそりとして、当たり前のようにそこにあるので、自分から見たり感じたりしようとしなければ、それに気づくことはありません。
変化し続け、動き続けています。
例えば、真っ青に晴れ渡った空も、土砂降りの雨の空も、楽しかったり、嬉しかったり、悲しかったり、腹がたっていたり・・心の状態で見え方、感じ方が変ってきます。
音楽もまた・・

秋の雲の素晴らしさを書こうと思ったのに、また音楽の話になってしまいそうなので、今日はここまで。
   
08/05/2004: Yutaka Takezawa@Tokyo
   
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