とても寒くて美しい町で僕は育ちました。
地球と宇宙しかないような・・・
沢山の星
今にも降ってきそうな
宇宙に放り出されて たったひとり
小さく見える星なのに 本当はすごく大きいんだ
この宇宙のどこかで 今の僕と同じように星空を眺めている誰かがいるかもしれない
宇宙は果てしなく大きい
沢山の星の中にある地球 地球の上にいる僕
宇宙の果てしなく続く時間
何億年前でなく 何億年先でなく 今ここにいる
この場所に この瞬間に 存在している奇跡
こんな小さな地球でさえ 言語や思想がたくさんあって なかなか分かりあえないけれど
地球上人類 動物達 みんなを繋ぐ言葉がある 心に響く言葉がある
それは 音楽
遥か昔から、心に響く色々な音楽が存在していました。
例えば、太古の楽器の音色を聞いた時、まるでその時代の風景の中に立っているような気がした経験はありませんか?
寒さを、暖かさを、激しさを、穏やかさを感じたことはありませんか?
「この曲を聴くと元気が出る」「この曲を聴くと心が休まる」「この曲を聴くと・・・」
音楽には、時代や言語・思想の違いを超えて聴いた人の心に響かせる力があると僕は思います。
様々な場所で、様々な音楽がつくられてきました。
そしてこれから先も、いろいろな人によって作られていくでしょう。
誰かの心に響く音楽を、僕のこのギターで奏でられたらと思っています。
この宇宙のどこかで あの時の僕と同じように星空を眺めていた誰かは
今 ギターを弾いているかもしれない |